阪神の新外国人エフレン・ナバーロ内野手(32=カブス傘下3Aアイオワ)が本格始動した。21日、鳴尾浜球場での2軍全体練習に参加し、入団後初の屋外フリー打撃を行った。打撃投手から27スイングで、柵越えはバックスクリーンに1発。続けてマシンを相手に27スイングし、右越えに1発を運んだ。鋭いライナーを連発し、半数以上はセンターから左方向へ飛ばした。

 その後はロサリオとキャッチボールを行い、ファーストミットを着用してベンチ前でノック。さらに外野用のグラブに替え左翼、中堅でもノックを受けた。矢野2軍監督は「シュアで癖のない打者だと思う。力で打つのではなく、しっかりタイミングを取ってバットコントロールで打つという感じ」と評価。「試合で守備も打撃も見てみないと、課題もいいところも分からないから」と実戦での見極めを楽しみにしていた。