日本ハム上原健太投手(24)が、凱旋(がいせん)登板で白星とはならなかった。

 3回1死一、三塁で中村晃に先制の中犠飛を許した。リードを許したまま5回4安打1失点で降板。前回登板の18日広島戦で今季初白星も、故郷で2連勝ならず。「結果的には1失点という内容だったのですが、納得のいく投球ではありませんでした。攻撃に良いリズムを持っていくことが出来ませんでしたし、無駄な球が多くて球数が増えてしまいました」と猛省。

 沖縄・うるま市出身。家族や親戚、知人らが多く駆けつけたマウンドで、錦を飾ることが出来なかった。「地元の応援には、どうしても応えたい気持ちはあったのですが、このような結果になってしまい申し訳ないです。もっと良い形で応えられれば良かったです」と力不足を悔やんだ。