右肩の関節機能不全のためリハビリ組で調整していたソフトバンク東浜巨投手(28)が9日、福岡・筑後市のタマホームスタジアム筑後で行われた巨人との3軍戦に先発登板し、3回を1安打無失点に抑えた。

 「一番の収穫は問題なく投げられたこと。しっかり次の段階に進めると思う」。36球を投げ、最速は147キロ。カーブ、カット、シンカーと持ち球すべてを投げた。「精度はまだまだですが、思ったよりまとまっていたのでよかった」。グラウンド上は気温40度を超す暑さに、大粒の汗を流して腕を振った。

 実戦登板は5月25日の楽天戦(ヤフオクドーム)以来、約1カ月半ぶり。「まだ100%じゃないけど、しっかり調整していきたい」。今後は2軍での試合登板を経て、1軍復帰を目指す。