ソフトバンクが夏恒例の応援企画「鷹の祭典」で完敗スタートとなった。来場者へユニホームを配布するイベントで、今年は白地に「もう1頂! ゴールデンストライプ2018」と名付けた金のストライプのユニホームを着用する。帽子のつばも金色で普段の黄色より光り、ゴージャス感たっぷりだ。

 先発石川が初回からつかまった。2番西川に右翼席へ6号先制2ラン。3回にも1点を失い、5回、レアードに16号2ランをたたきこまれKOされた。打線も有原を攻略できず、内川の6号ソロでの1得点のみだった。

 12年から親会社ソフトバンク本社がある東京でも開催。昨年までは東京ドームで1試合のみだったため、4万6000人を超える超満員が続いていたが、今年は2試合に増えたためか、この日は4万5068人と2階席に若干の空席ができた。

 工藤公康監督は「(石川は)何とかしたいという思いが悪い方、悪い方へ行っている。明日はやりかえせるように。球宴前最後なので、みんなで力を合わせたい」と気持ちを切り替えた。

 東京での「鷹の祭典」はこの日までで6試合3勝3敗。10日に勝利して勝ち越したい。