巨人先発の内海哲也投手(36)が、6回6安打1失点と粘りを見せた。

 初回、2死から福留、陽川に連打を許し、一、二塁とピンチを招いた。続くナバーロに右前適時打を打たれ、先制点を与えた。

 それでも2回以降はボールを低めに集め、リズムを作った。2回には2死三塁、4回には無死一、二塁と得点圏に走者を置いたが、要所で凡打を打たせ、得点は許さなかった。

 6回を94球1四球で投げきり、上原にマウンドを譲った。現役最多の阪神戦通算26勝の“虎キラー”ぶりをいかんなく発揮した。