ヤクルトが延長11回の熱戦を制して、今季2度目の6連勝を決めた。

 先発の原樹理投手が初回に1失点したものの2回以降は踏ん張り、7回1失点と好投。8回からは、風張、近藤、大下、中沢、星、石山と無失点でたすきをつないだ。打線も8回までは巨人メルセデスに3安打無得点も、9回に雄平が同点打、延長11回には山田哲が決勝打を放った。

 小川淳司監督は「投げる方も打つ方も、粘って頑張ってくれた。何といっても投手陣。1点でよくしのいだ。結果的に同点に追いついて勝ち越せたのは、投手がよく頑張ってくれたからだと思う。今後に向けて大きな勝利になる。よく粘った試合だった」と、1失点リレーを決めた投手陣への賛辞を惜しまなかった。