DeNAが貧打に泣き、本拠地横浜で屈辱的な3連敗を喫した。5回まで無安打。3点を追う6回に、桑原が7号2ランで1点差に詰め寄った。それでも勢いは生まれず、3安打2得点で3連敗。ラミレス監督は「ラインアップを見ればいい打線。すごく強力なのにこういう結果に終わってしまった」。借金は今季ワースト更新する8。順位は下位3チームがゲーム差なしで並ぶ5位に転落した。

 横浜開催の巨人3連戦3連敗は、12年8月以来6年ぶりとなった。ラミレス体制では初めてとなる不名誉だ。攻撃は3戦合計わずか3得点にとどまり、守備では3試合連続2桁被安打。どちらも精彩を欠いた。

 この日は先発ウィーランドが8安打を浴びながらも7回3失点と試合をつくったが、打線が援護できなかった。それでも同監督は「タフな状況はこの2年で経験している。ここをどう克服するか。8月は必ずいい月になる」と、ただ前を向いた。