ソフトバンク工藤公康監督(55)が13日、“休日返上”で甲斐拓也捕手(25)の打撃投手を務めた。

 この日は試合がなく、チームの予定は投手練習のみだったが前日試合後に「もし打ちたいんだったら」と甲斐に持ちかけ、本人も希望したことで実現。

 約30分間、熱のこもった打撃練習が行われた。汗だくになった工藤監督は「休むことも大事だけど、いろいろ考えている姿を見ていたので。スイングも良かったし、感じが悪いわけではない」と振り返った。甲斐も「やっぱりキレがすごい。前に飛びませんでした。いい練習になりました。期待していただいているので、結果で応えたい」と意気に感じていた。