阪神糸井嘉男外野手(37)が29日、出場選手登録を抹消された。20日からの広島3連戦(マツダスタジアム)の守備で、ダイビングキャッチを試みた際に負傷。その後も治療をしながらプレーを続けてきたが、「左肩腱板部分の損傷」で出場選手登録を抹消された。 この日は、名古屋市内の病院に向かっており、チームバスに乗って、球場に姿を現すことはなかった。今後については未定。再登録可能は9日からとなる。

今季は6月末に受けた死球の影響で右足腓骨(ひこつ)骨折。7月3日には出場選手登録を抹消されていた。長期離脱は避けられない…かと思われたが、球宴にも“強行出場”して7月21日には1軍復帰。新たな“超人伝説”を作ってでも、虎を支えてきた。

今季は119試合に出場して打率3割8厘、16本塁打68打点、22盗塁の成績を残していた。主軸の糸井が離脱することは間違いなく痛手だ。

代わって高山俊外野手(25)が再昇格した。