巨人が接戦を落とし、12年ぶりのシーズン負け越しが決まった。一時は4点ビハインドを追いついたが、最後は守護神山口俊が四球をきっかけに決勝打を許し、敗れた。高橋監督は「1歩及ばなかった」と振り返った。

坂本勇の2発など打線は7得点と奮起した。だが先発今村が広島打線を警戒するあまり、四球を出して自らの首を絞めた。5回無死満塁でアダメスにスイッチ。だが育成出身右腕も押し出し四球で同点とされ、3連続適時打などで一挙に5点を奪われ、劣勢の展開となったのが響いた。