ソフトバンクは24日、今年のドラフト1位に報徳学園・小園海斗内野手(3年)を指名すると公表した。ソフトバンクがドラフト前に公表するのは異例。

この日、都内のホテルでスカウト会議を行い、終了後に王貞治球団会長(78)が明かした。「1位は小園選手で決まった。運動能力、守り、打撃もいい」と遊撃手として身体能力などの高さを評価した。球団は次世代の主力野手として大きな期待をかける。

大阪桐蔭・根尾も有力候補だったが「2人も3人も取れないからね。柳田と秋山(西武)の時も迷った。今回もそういうことで根尾君がダメということではない」と話した。

すでにオリックスなども小園で1位を公表している。「単独とはならないだろうから(工藤)監督には頑張ってもらって」と工藤監督の黄金の右手に期待していた。