西武からドラフト1位で指名された日体大・松本航投手(21)が、1年目からの活躍と2020年東京オリンピック(五輪)出場を目標に掲げた。29日、横浜市内の同大キャンパスで指名あいさつを受け、辻監督の「大いに期待します」という直筆メッセージ入りのドラフト会議で着用したIDカードやサイン色紙を受け取った。「新人王を目指して、チームの戦力になりたい。将来は、球界を代表する投手になりたい」と力強く話し、初対面の渡辺SDは「非常に好青年」と印象を明かした。

体操の世界選手権代表の白井とは同学年。同大にはトップアスリートとして世界で活躍する学生も多く「僕も、2年後(東京五輪)を目指せる位置に立てるように頑張りたい」と意気込む。渡辺SDは「うちは先発が足りない。競争になるが、現時点でも高いレベルにいる投手」と期待を寄せた。