楽天からドラフト6位で指名された明大・渡辺佳明内野手(21)が1日、東京・府中市の明大野球部で、長島哲郎スカウト部長、後関昌彦スカウト部アマスカウトグループマネジャーから指名あいさつを受けた。

渡辺は「指名あいさつに来ていただいて、本当にプロ野球選手になるんだと実感が湧きました。まず開幕1軍を目指して、小さい子から憧れられるような選手になりたい」と笑顔で話した。持ち味はしつこさが売りだという打撃で、将来的には「首位打者を取りたいです」と意気込んだ。

祖父である渡辺元智氏(横浜高前監督)からは「ドラフトの順位は、入ったら関係ないので頑張っていけ」と激励されたという。プロでは「横浜高のOBのロッテ涌井さん(ロッテ)だったり、自分が生まれた時に活躍していた松坂大輔さん(中日)と対戦してみたい」と目を輝かせた。