即戦力救援投手としてロッテからドラフト2位で指名された日体大の155キロ右腕、東妻勇輔投手(22)が、東京オリンピック出場を熱望した。5日、日体大健志台キャンパスで永野チーフスカウト、井辺担当スカウトから指名あいさつを受けた。「2年後に東京オリンピックがあるので、そこに行けたら一番幸せ。侍ジャパンの守護神? なれたらうれしいです」と話した。

ロッテで1年目から活躍するのはもちろん、夢は世界基準。というのも、同じ授業を取っていた体操の白井健三ら、日体大では周囲に有名人だらけ。「金メダリスト以外にもアジア1位だったりいろんなチャンピオンがいる。去年、明治神宮大会で優勝しましたけど、日本一と言ってもすごいイメージがない(苦笑)」。憧れの阪神藤川のように度胸満点の投球で世界に名をとどろかせてこそ、大学の同窓生にも胸を張れるというものだ。【千葉修宏】