日本ハム鶴岡と田中賢が、札幌市内で北海道胆振東部地震の復興支援イベントに参加し、体を張って盛り上げた。サッカー北海道コンサドーレ札幌の選手らとともに、厚真町の小学生と交流した。参加アスリートの中で2人は最年長の37歳とあって、田中賢は「オフになって初めて体を動かしたよ」と大粒の汗をぬぐった。

ティー打撃を披露し、ストラックアウトにも挑戦。フットサルコーナーでは、サッカーの名門・東福岡高出身者だとあおられた田中賢が、華麗なドリブルを見せた。地震のあった9月6日未明は、チームも札幌で被災。その後の試合では募金活動などを行ってきた。田中賢は「(支援を)ブームで終わらないようにしたい」と話し、鶴岡も「個人的にも球団、選手会でもいろいろ考えている。僕と賢介だけではなく、みんなで共有できれば」と継続的な支援を約束していた。