プロ野球界の発展に大きく貢献した人物に贈られる「正力松太郎賞」に選ばれたソフトバンク工藤公康監督(55)が20日、球団を通じ、喜びのコメントを出した。

現役時代の87年、監督就任1年目の15年に続く3度目の受賞となった。

「大変栄誉な賞を頂くことができ、正直、びっくりしています。選んで頂けたのは本当に光栄なことだと思いますが、この賞はチームに頂いた賞だと思っています。日本シリーズでは、セ・リーグのチャンピオンチームである広島東洋カープに対して、パ・リーグ代表チームとして、最終目標である『日本一』にむけて、選手たちが本当によく頑張ってくれたと思っています。今年ほどたくさんの人の関わりと頑張りがあって、チームが成り立っている事を実感したことはありませんでした。球団職員、チームスタッフの皆さんにも感謝しております」と、選手、コーチ、スタッフらに感謝した。