ヤクルトの大下佑馬投手(26)が5日、都内の球団事務所で契約更改を行い、300万円アップの1500万円でサインした。

ドラフト2位で入団した今季は、25試合で2勝1敗。「前半戦は思うようにいなかったが、徐々に力がついてきて、1軍で与えられたところで結果を出すことに必死だった」と振り返った。

主に中継ぎを務めたが、先発も2試合あった。来季の起用については「希望するほどの選手ではありません」。今年のシーズン中盤、1軍の試合中にストライクゾーンに決まるフォークを習得し、投球の幅が広がった。「今年、がむしゃらにやったように、目の前のチャンスに取り組むだけです。おのずと先発のチャンスを頂けると思う」と貪欲に取り組む。

来季の目標は「開幕から1軍の戦力として、1年間いられるようにしたい」と話した。(金額は推定)