来年36歳で年男のソフトバンク松田宣が14日、優勝旅行先のハワイで来季へのテーマに「続」を掲げた。「続けて取れるもの、できることを続けたい。ぼくはホームラン王や打点王を取れるタイプではない。とにかく続けることでプロを続けられている」。意識する数字は7年連続ゴールデングラブ賞、2年連続ベストナイン、2年連続30本塁打。そして「元気に出られたら、なんでも付いてくると思う」と5年連続の全試合出場も大きな目標だ。

いのしし年生まれの松田宣は「プロ野球界で一番、猪突(ちょとつ)猛進が似合う男だと思っている」と胸を張る。続けたい、さまざまな目標に向かって「イノシシのように真っすぐ、目標設定したものに曲がることなく、猪突猛進していきたい」ときりり。ホークスのイノシシが一心不乱に突き進む。(ホノルル=山本大地)