巨人菅野智之投手(29)と宮国椋丞投手(26)が18日、自主トレ先のハワイへ成田空港から出発した。

菅野は11月14日にへんとうの摘出手術を受けた影響もあり「年内は自分のペースでやりたい。手術もしましたし、身体を全力で動かせる状態じゃないので、いきなりやるのは僕にはできない。体重もだいぶ落ちましたし」とコンディション調整を第一に、身体と向き合いながら調整を進める。

昨オフは新球シンカーに挑戦したが「もうこれ以上変化球増やせない。1つ1つのボールの精度を高めて、バッターへの対策を練る時間にもなると思うので、しっかり野球と向き合いたい」と現状の力を引き上げることが大事だと話した。

宮国は菅野と5度目の海外自主トレ。今季は中継ぎで29試合に登板も年間通じての活躍とはならず、「近くで素晴らしいお手本があるので、存分に見たり聞いたりして、来年のシーズンにつなげたい」と“師匠”から飛躍のきっかけを学ぶと誓った。