中日のドラフト1位、大阪桐蔭・根尾昂内野手(18)と同2位、東洋大・梅津晃大投手(22)が23日、中京テレビの「スポーツスタジアム☆魂」に生出演した。2人は中日OBの立浪和義氏、井上一樹氏とトークを展開。根尾は、小学生時代の憧れの選手を問われ「イチローさん」と答えた。放送後には現在の野球界の問題に言及。「サッカー人口が増えて、野球人口が減っている。高校に入る頃から聞いていた」と懸念した。

この日、閉会式を迎えイチローが表彰式に立ち会った「イチロー杯争奪学童軟式野球大会」には192の小学生チームが出場。それを聞くと「そんなに出ているんですか」と、驚きの声を上げた。

「自分も(プロ野球選手に)憧れて野球を始めた。小さい子にいい影響を与えたい」と、野球伝道師になると決意表明。プロとして実績を残した時には自身の名を冠した少年野球大会をつくる可能性もありそうだ。小学生時代のヒーロー・イチローの背中を追っていくつもりだ。