ソフトバンク川島慶三内野手(35)が24日、ヤフオクドーム内の球団事務所で契約交渉に臨み、現状維持の7000万円プラス出来高でサインした。来季が2年契約の2年目となる。

今季は91試合に出場。打率2割6分8厘、3本塁打、16打点をマーク。左腕キラーでのスタメンや守備固めなど幅広い起用に応えた。足の故障を抱えながらも1シーズンフルに1軍ベンチ入り。ムードメーカーとしてベンチやロッカーで盛り上げ、チームをまとめる働きもした。

川島は「ベンチの中を広くしてほしい。ベンチの主役なので。もう少し動きやすいように。全体に広げてもらえれば。ベンチの床もきれいにしてほしい」と要望したことを明かした。93年の開場以来、ベンチのつくりは変わっていない。三笠球団統括本部本部長は「初めての意見だった。構造上の問題もあるので、すぐにとはいかないが、ベンチも職場環境のひとつ」と話し、拡大は今後の検討課題とし、床の新調には前向きだった。(金額は推定)