日本ハム栗山監督が、就任8年目のテーマを「チーム一丸」に定めた。12月31日、北海道・栗山町にある栗山天満宮で毎年恒例の合格祈願祭に参加。受験生の合格を祈って和太鼓をたたいた指揮官は「優勝します」と宣言。亥(い)年だが「猪突(ちょとつ)猛進ではなく、イノシシがみんなで固まって同じ方向を向いて戦うのが大事だ」と団結力を求めた。

このオフの補強は、金子に王柏融(ワン・ボーロン)など実績ある選手がそろった。吉田輝星ら期待の新人も加わった。チームを預かる身として心強いと同時に重圧も感じている。「ファンのみなさんはワクワクしている。こちらは重圧もかかるけど、勝つしかない」と目指すは頂点のみ。「年齢も名前も関係ない」。平成が終わり新時代の幕が開ける19年。3年ぶりの日本一を誓った。