ソフトバンク内川聖一内野手(36)が28日、行方不明になっていた通算2000安打達成時のバットとボールの所在が分かったことを明かした。

前日27日、福岡市の「マークイズももち」でのトークショーで「ヤフオクドームの王ベースボールミュージアム(現在閉館)で展示されて、その後は(用具使用メーカーの)ミズノで展示されたところまでは覚えているんですが、どこにいったんだろう」と笑顔で捜索願をしていた。

内川の記事を見たミズノ担当者がこの日、内川へ連絡。ミズノで大事に保管していることが分かった。ミズノは、このオフに内川の元に戻す予定だったが、優勝旅行やその後のハワイ自主トレなど内川も多忙だったため、手渡しするタイミングがなかったという。

内川は「きちんとやろうとしてくれたミズノには感謝しています。僕がきちんと管理しなくて迷惑をかけてしまって申し訳ない。あってよかったです」とホッとした表情で話した。内川の捜索願は1日で解決。すっきりしてキャンプインを迎えることとなった。