阪神の新外国人ジェフリー・マルテ内野手(27=エンゼルス)が29日、西宮市の球団事務所で入団会見に臨んだ。

メジャー通算30本塁打の4番候補は「このチームにいられることに感謝している。仲間にもファンにも受け入れられるように頑張りたい」と意気込みを語った。

昨季はエンゼルスで大谷とともにプレー。昨年9月30日のシーズン最終戦では4番に座り、3番大谷とクリーンアップも組んだ。阪神入団を伝えると大谷からも「成功するように祈っているよ」と祝福されたという。

背番号は掛布雅之オーナー付シニア・エグゼクティブアドバイザー(SEA=63)の代名詞である31番を背負う。自ら選んだというマルテは「誇らしい気持ちでいっぱい。その番号にふさわしいような活躍をしたい」と、意気込みを語った。

好きな食べ物は「チャーハンとすし」と明かし、「日本のすしがどのようなものかは分からないけど試してみたい」と笑顔で話した。会見では「アリガトウ」「コンニチワ」と日本語も披露した。