ソフトバンク内川聖一内野手が「無印」の再出発だ。

前日29日、工藤監督が今季は主将を置かないことを発表。同監督の就任後、4年間「C」マークを付けてきた内川は「監督がいる間はと言って任せてもらっていた。最後まで行き着けなくて申し訳ない」と話した。ここ2年は故障にも苦しみ、73、71と出場試合数が減少。1軍にいない時期もあった。「立場が変わるのでどう還元できるか。きちんと試合に出て、1年間1軍にいられるように」と前を向いた。

今季は球場の電光掲示板などに表示する名前も「内川聖一」とフルネームにする。「気分転換する方法がそれしか思いつかなかった。いい方向に向けばいいと思っている」。心機一転でキャンプ地宮崎に向かう。