オリックス竹安大知投手(24)が新天地で試行錯誤を繰り返している。

阪神へFA移籍した西の人的補償で昨オフの12月に加入。即戦力として先発ローテーション入りを期待されている。キャンプ初日からブルペン入りし、4日にはフリー打撃で投手を務めた。第1クールの5日間を終え、「投げる体力はまだまだ足りていないですね」と汗をぬぐった。

現在は投球フォームの修正に取り組む。「投げるときに上半身と下半身がバランスを崩してしまって、上半身が遅れてくることが多かった。まだ修正しきれていないですけど、ちょっとずつ良くはなってきています」と説明した。

第2クールの目標については「セットポジションで数多く投げていないので、クイックとか実戦的なところをちょっとずつ進めていけたらいいと思います」と先を見据えた。10日の紅白戦でいよいよ「オリックス竹安」として実戦デビューを迎える。