巨人ドラフト1位の高橋優貴投手(22=八戸学院大)が、カットボール習得へ取り組んだ。

宮崎キャンプ第2クール初日の7日、ブルペン投球を行った。全体練習終了後の個別練習で「たくさん投げる予定はなかったので、しっかりと時間がとれる自分のタイミングで投げました」と約30球を投じた。5日のシート打撃で課題とされた直球の強さと制球力を高めることに意識を置き、時折声を発しながら腕を振った。終盤には小さく曲がるカットボールを試投。「練習しているだけなので、今すぐどうこうという話ではないです」と前置きした上で、「真っすぐに近いボールがあるとより幅は広がると思いますが、今はまだそういうところまで行ける投手じゃないので、段階を踏んで、引き出しを作りたいと思います」と話した。持ち味の直球を生かすため、試行錯誤を続ける。