日本ハムのドラフト1位吉田輝星投手(18=金足農)が16日、沖縄・国頭で行われた1、2軍合同の紅白戦で、実戦デビューを果たした。白組の先発として大田に1発を浴びるなど、1回を1安打1失点。それでも145キロの直球で鶴岡から空振り三振を奪い、課題と収穫を口にした。紅組で先発したドラフト5位柿木蓮投手(18=大阪桐蔭)は王柏融外野手(25=台湾・ラミゴ)を一ゴロに抑え、1回を3者凡退。こちらは上々の第1歩を踏み出した。

▼日本ハム栗山監督(吉田輝と柿木の投球を見て)「マウンドで動物的になってほしい。それを2人ともに感じた。18歳とかは関係ない。良いスタートを切ったなと安心している」

▼ロッテ八島スコアラー「今の高校生はすごい。どちらも試合で投げられるレベル」

▼ソフトバンク竹口スコアラー「吉田は素材的に良い球を投げているけど、まだ思ったところに投げられていない。今日の内容だと、まだまだ。柿木はキレも制球もある。すぐに使える」

<吉田輝と対戦して>

▼日本ハム大田(豪快な1発を放ち)「しっかり振ることができた。捉えることができたので良かったです。投げっぷりや立ち居振る舞いも良いものを持っている。真っすぐの勢いもある」

▼日本ハム清宮(初対決は初球の144キロを打ち二ゴロ)「初球だったので、そんなに球も感じられなかった。直球は良いものがある。堂々としている。楽しかったです」

▼日本ハム横尾「すっげーいい真っすぐです。高めの球も強いし、伸びがある。高卒としてはレベルが高いと思います」

▼日本ハム渡辺「真っすぐは高卒とは思えない、良い真っすぐ。狙っていたのに、空振りしてしまった」

▼日本ハム鶴岡「すっごく速かったです」

▼日本ハム西川「これからもっと良くなるんじゃないかなと思う」