24年パリオリンピック(五輪)の追加種目候補から野球・ソフトボールが除外されたことを受け22日、日本球界も反応を見せた。

楽天松井裕樹投手(23)は「もう決まったんですか? (東京五輪で)どんなに盛り上がっても、ですか?」と逆質問して事態を把握。強い意欲を示している東京五輪はもちろん、パリ五輪で野球が実施されれば中心として期待される年代でもあった。28年ロサンゼルス五輪で復帰する可能性もまだ残されていると聞き、うなずきながら帰りの車に乗り込んだ。

先発予定の23日の巨人とのオープン戦(那覇)に向け、松井らとともに練習を行った則本昂大投手(28)も、東京五輪出場を熱望している。「日本で行われる(東京)オリンピックに何としても出たい。その先は分からない」と話すにとどめた。