巨人丸佳浩外野手が本拠地デビュー戦でヒーロー級の活躍を見せた。3回1死一塁、一塁走者の吉川尚がスタートするとヤクルト原の144キロのシュートに反応。遊撃手の二塁ベースカバーで大きく空いた三遊間を破り、先制適時二塁打を放った。原辰徳監督のコメント。

「エンドランという形でね。あそこにガチンと強い打球が打てる。教本として残しておきたい」

8回から登板した3年目左腕の巨人大江竜聖投手が3者凡退に抑え、吉川光も9回を3者凡退。

「2人は非常にいい階段を上ってくれている」と高評価。

守護神候補として期待されていた鍬原拓也投手が、2本塁打を浴びるなど1回3失点で降板。

「制球力がない。あれだけ(ボールの)勢いがあるけど、サイドなのか高低なのか。少なくてもどちらかはないとね」