ソフトバンクのリック・バンデンハーク投手(33)が9日、腰の張りのため予定されていた打撃投手を回避し、開幕ローテーション入りが厳しくなった。

この日朝に張りを感じたバンデンハークは、キャッチボールを行ったが、打撃投手を回避。普段は見せない厳しい表情で筑後第2球場からロッカーへ戻った。倉野投手コーチは「明日(10日)の状態を確認してからだが、大事ではないと思いたい。これ以上ずれ込んだら開幕にはいないことを考えないといけない」と説明した。

バンデンハークはキャンプ序盤に腰の張りを訴え、別メニュー調整を続けた。2月23日からブルペン投球を再開。ようやく打者相手に投げられる状態にまで上がってきたところでの再発となった。昨年10勝、来日4年で通算39勝の計算できる助っ人右腕の離脱が長引けば、工藤ホークスにとって大きなマイナスとなる。