オリックス6年目の東明大貴投手が16年以来3年ぶりの開幕ローテ入りへ意欲を示した。前回登板した7日ヤクルトとのオープン戦では5回を投げ7安打を浴びるも無失点に抑えた。開幕ローテ入りが決定していたディクソンが右肩の故障で離脱。山岡、アルバース、山本が内定しており、残り3枠を松葉、榊原、小林らと争う。「チャンスがあるなら確実に狙っていきたい」と力を込めた。

この日は大阪市内の球団施設で投手練習が行われ、キャッチボールやダッシュで体を動かした。16、17年と2度も右肘クリーニング手術を受けた右腕は昨季896日ぶりの復活星を挙げるなど7試合に登板。1勝4敗も防御率は2・27と安定していた。15年に10勝を挙げたが、「(15年の体に)近づけようとも思っていない。現状でどうやっていくかというところ」と語った。次戦先発予定の16日広島戦(マツダスタジアム)で快投し、チャンスを勝ち取る。