DeNAは14日、MLBアリゾナ・ダイヤモンドバックスと戦略的パートナーシップを締結したと発表した。

期間は今季19年から21年までの3シーズン。両球団が所有する情報、人材交流を積極的に行っていくほか、ビジネス面においても魅力的なボールパーク構築など、ノウハウの共有を進めていく。DeNAの戦略的パートナーシップ締結は、昨年7月のオーストラリアリーグ、キャンベラ・キャバルリーに続く2例目で、大リーグ球団との業務提携は球団初となる。

三原一晃球団代表は「世界で通用するクラブチームになっていきたい思いがある。昨年、複数球団に申し入れ、秋から話し合いをしてきた。結果、ダイヤモンドバックスが最高のパートナーであろうと判断しました」。今後はスタッフ部門の交流などから人材交流を進めていく方針。同代表は「次回のキャンプからは人を出し合おうと話している。シーズン中の人材の行き来もあると思う」と積極的な姿勢。MLBの取り組みを学び、より魅力的な球団を目指していく。

 

【提携内容】

1 チームオペレーションにおける情報交換(プロスカウティング情報の共有、チーム編成および育成・運営ノウハウの共有など)

2 チームオペレーションにおける人材交流(フロントスタッフ、アスレチックトレーナー、コーチ等の相互派遣など)

3 チームオペレーションにおけるその他相互協力(施設利用など)

4 ビジネスオペレーションにおける情報交換、人材交流、その他相互協力(新しいボールパーク構築、球場におけるIT活用をはじめとした改修事業など)