ヤクルトの“左のライアン”が帰ってきた。4番手でマウンドに上がった高橋奎二投手は4回を被安打5の1失点に抑え、先発ローテ入りへ前進した。龍谷大平安(京都)2年春の選抜で優勝した際の足を高く上げるフォームに戻し、最速148キロ。

7回には、高校時代に対戦している巨人岡本からチェンジアップで空振り三振を奪った。「下(半身)でためた勢いを、前で離せている。腕の振り自体もよくなっている」と話した。