ソフトバンクは23日、戦列を離れている中村晃外野手(29)が自律神経失調症による体調不良であることを発表した。9日ヤクルト戦からオープン戦を欠場。12日に福岡市内の病院で検査を受け、右腹斜筋筋挫傷と診断されていた。

右脇腹は順調に回復しているが、この日までに病院で自律神経失調症と診断され、自宅や病院で療養を続けている。福岡・筑後市のファーム施設で行うリハビリ組にも合流していない。復帰までには時間がかかる状況となった。

一塁、左翼をこなし、どの打順も打てる主力として、今キャンプでも打力アップを求めて調整を続けてきた。工藤監督は「チームに帰ってこられるように全力でサポートしたい。少しでもリラックスして、よくなってほしい。僕もチームメートもそう思っているし、待ち続けます」と話した。病気を公表し、まずは治療に専念する。