阪神オネルキ・ガルシア投手(29)が7回4安打1失点7奪三振と好投した。初回はわずか7球、2回も9球で3者凡退に抑えるテンポのいい立ち上がりを見せた。

3回に先頭の根本に内野安打を許し、そこから1点を失ったが、連打は許さず終始打線を圧倒した。7回2死一塁で次打者を迎えた時に、予定していた100球に近づいたこともあり、香田2軍投手コーチがブルペンに相談に行き、ガルシアの希望で続投。「100球をめどにしていて、それに近かったのですが、あと1個アウトを取りたいというところで行かせてもらいました」。西村を145キロの直球で見逃し三振に抑え、99球で降板した。

ガルシアは開幕4戦目の2日巨人戦(東京ドーム)での先発が予想され、開幕前最後の登板となる見込み。前回19日のDeNA戦(横浜スタジアム)で、右足股関節周りの張りを訴え3回で降板したがこの日は気にするそぶりも見せず。「本当になにも問題なく行けているよ」と安心させる万全の仕上がりを見せた。