楽天安楽智大投手(22)が2日から1軍に合流する見込みとなった。

開幕投手を務めた岸が左太もも裏を痛めて登録抹消。登板を予定していた5日のオリックス戦(京セラドーム大阪)の代役として、白羽の矢が立った。3月中旬に1度は1軍に上がるも、開幕ローテ入りを逃していた5年目右腕。右肘クリーニング手術のエース則本昂と岸の2枚看板不在で巡ってきたチャンスを生かす。

その岸は1日、本拠地の楽天生命パーク宮城で行われた先発投手練習に参加。球団のエコー検査で肉離れの所見は確認されず、キャッチボールなど軽めの調整ながら、歩く足取りも軽やかになってきた。「慎重にやっていきます」。シーズンは始まったばかりということもあり、細心の注意を払って復帰に向けたステップを踏んでいく。