西武本田圭佑投手(25)が、プロ入り初めて地元に凱旋(がいせん)する。17日楽天戦(楽天生命パーク)で今季2度目の先発登板予定。前回4日ロッテ戦ではプロ入り4年目で初勝利を挙げ、2軍での再調整を経て再び先発を託される。

「前回勝ったいいイメージがある。相手も違うし同じようにはいかないと思うけど、いいイメージを植え付けて、低めに丁寧に投げていきたい」と連勝を狙う。

仙台で生まれ育った。高校、大学時代は、同スタジアムで楽天戦を観戦した。11年の東日本大震災は学校にいて、野球部の活動は約2週間休止。その間、被災地でがれきの撤去などボランティア活動を行った。22年間過ごした仙台での1軍マウンドに「友達や恩師に仙台で見たいと言われていた。プロに入ってから、ずっと投げたいと思ってやってきた」と、自然と気持ちは高まっている。