昨年優勝チームの大阪ガスが初戦黒星スタートとなった。

初回、前回の同大会でMVPに輝いた先発の温水賀一投手(25)が2死一、二塁から連続適時打を許し3失点。打線は6回に、無死満塁から犠飛と6番花本太紀内野手(25)の適時打で2点を返すのみにとどまった。

試合後、橋口博一監督(51)は「うまいこと初回に点を取られた。そのまま行ってしまいましたね。リーグ戦なので負けてもチャンスはある」と話した。

今秋ドラフト候補の小深田大翔内野手(23)は3番二塁で先発出場し、4打数3安打3盗塁の活躍で全打席出塁。8回は2死一塁から盗塁を試みたが、相手捕手の好送球で盗塁死。「ラッキーなヒットもあった。走塁面はもっとしっかりやらないと」と小深田に納得の表情はなかった。