巨人が広島に土壇場で逆転負けした。4-2で迎えた9回、守護神ライアン・クック投手(31)が4安打で3点を失い、リードを守れなかった。先発のドラフト1位ルーキー高橋は6回途中1失点と好投。勝ち投手の権利を持って降板したが、救援陣が打たれ、プロ2勝目はならなかった。原辰徳監督のコメント。

「守り切れなかったというところですね。初球を簡単に打たれたり、不運なところもあった。用心深く丁寧にという部分を付け加えればいいと思いますね」

前カードのヤクルト戦は中継ぎ陣が崩れ2試合連続で11失点。この日は宮国、中川らが無失点で粘ったが、勝利の方程式として期待される吉川光が7回に同点打を浴び、守護神クックも3失点で初黒星。3年ぶりの広島戦4連勝を逃した。

「本人たちは役割を十分分かっている。きちっと調整してくるでしょう」