阪神前監督の金本氏が20日、昨年10月中旬の退任後、初めて現場を訪れ、巨人5回戦(甲子園)の毎日放送のテレビ解説に臨んだ。師弟関係にあった前広島の新井貴浩氏(42)らと同席。

中継の中で、木浪の打撃について「インサイドのさばき方は天性のものを感じます」と高評価した。16年から3シーズン、阪神の指揮を執った。「(在任中)一番成長したのは梅野。捕手の守備面、打撃も一番、成長の幅が大きい」と明かした。チームは巨人に完封負け。「選手個々が考えて強い気持ちを持ってやっていかないといけない」とエールを送った。また、この日のネット裏席には俳優渡辺謙の姿もあった。