7度目の正直だ! 西武相内誠投手(24)が、25日ロッテ戦(ZOZOマリン)で昨年5月以来、通算7度目の先発を予定。

地元・千葉で悲願のプロ1勝を目指す。

7年目の185センチ右腕が静かに燃える。「やっと来たなという感じ。焦りは正直ありますが、試合をつくれるように一生懸命投げたい」。今季はここまで2軍戦3試合に登板し2勝0敗、20イニングで25奪三振、防御率0・90の好成績を残している。4日には1学年上の本田がプロ初勝利を挙げており「刺激になりました」と後に続く決意だ。

母の前で決める。前回の地元先発は16年9月ロッテ戦(当時QVCマリン)。4回途中7失点で敗戦投手となっている。「この前は、母や友達100人くらいの前で恥をかいたので、今回は母親以外、呼ぶのをやめようかな」と笑顔。仲間たちは呼ばずとも、勝利を呼ぶ投球を見せる決意だ。【鈴木正章】