4年目左腕の巨人・中川皓太投手(25)が、クローザー不在のチームで原辰徳監督(60)の懐刀になる。抑えのクックを右ひじ違和感で欠く中、DeNAのクリーンアップが並んだ8回から登板し、1回無失点に抑えて連続無失点を10試合に伸ばした。原監督は代役クローザーに指名した中川を8回以降の最も厳しい場面で臨機応変に起用する方針で、9回は野上が3年ぶりセーブを挙げて1点差で逃げ切った。

原監督のコメント。

「今日のプランニングの中では8回に、一番強い打線のところに中川をいったという部分において、迷いはなかった」

9回は野上を送り出した。

「クローザーは現状は全員でカバーする考え方。しかし中川を7回に投入ということはないと思います」