中日松坂大輔投手(38)が右肩の故障後初めてウエスタン・リーグで実戦に登板した。先発で2回20球を投げて無安打無失点無四球、3奪三振の完ぺきな内容で直球の最速は137キロだった。

<松坂1回=3者凡退>

1番真砂 2ストライクから122キロカーブで二飛

2番三森 2ストライクから121キロチェンジアップで空振り3球三振

3番中村晃 カウント2-2から123キロチェンジアップで空振り三振

<松坂2回=3者凡退>

4番コラス ワンボールから中飛

5番田城 カウント1-2から122キロで空振り三振

6番栗原 ワンストライクから136キロで二塁ゴロ

松坂は昨年9月13日の阪神戦(甲子園)で6勝目を手にして以来、8カ月ぶり。松坂は春季キャンプ序盤にファンとの接触をきっかけに右肩に炎症を起こし、戦列を離脱。今月に入って打者に対する投球を再開し、19日にまず打撃投手、23日に井領らを相手に実戦を想定した打撃投手を務めた。