2戦連続で日本ハムのドラフト1位、吉田輝星投手とバッテリーを組んだ石川亮捕手は「次は、やり返せるように。もっと長いイニングを投げられるようにしてあげたい」と反省を口にした。

直球中心で押す配球は、試合前から決めていたという。12日広島戦で良かった部分を「変える必要はないと思っていた」。ただ、前回ほどの威力がなかったストレートを狙い打ちされたことで、変化球の割合を増やす戦略変更を余儀なくされた。

配球面で言えば、内角を突くボールが少なかった。前回登板も少なかったが、真っすぐが良かったから、外角一辺倒でも大きな失点にはつながらなかった。この日も、2回に平田を外角低め147キロで空振り三振に仕留めており「全部が悪かったわけではなく、指にかかったボールはいい」と振り返った。首脳陣も強い直球を評価して1軍で投げさせている。押しの投球のベースは変わらないだろうが、その真っすぐを生かすにはどうすべきか。次にコンビを組むならば「球種やコースを変えることなのかな…」と思案していた。