ソフトバンク甲斐野央投手が逆転サヨナラ勝ちに胸をなで下ろした。

1点リードの9回に森に2ランを浴び、6月20日に初セーブを挙げてから初めてセーブ機会に失敗した。「ボール球で良かったところ。自分の技術不足でした」。だがその裏に上林が同点ソロを放ち黒星が消えた。さらに延長12回に同学年の栗原が代打サヨナラ犠飛を打った。

甲斐野は「(上林)誠知さんのホームランで同点にしていただいて、流れがこっちにきていた。松田(遼馬)さんも椎野さんもいいピッチングをされて、応援するしかできなかったけど、勝てて良かったです。栗原が決めてくれると思っていました」とホッとした表情で球場を後にした。