西武は31日、ファビオ・カスティーヨ投手(30)についてウエーバー公示の手続き申請を行ったと発表した。

同投手はメジャー経験もあるドミニカ共和国出身の右腕。加入1年目の昨季、20試合に登板し、7勝4敗3セーブをマークした。昨年11月に右肘関節鏡視下クリーニング手術を受け、今季はここまで、1軍登板がなかった。

渡辺久信GM(53)は、今回の判断について「本人もメディカル担当も復帰に向けてすごく努力してきたが、いい兆しにならなかった。1軍の戦力としては難しいという判断です」と説明した。この日が補強期限となるが、駆け込みでの補強はなし。「うちはピッチャーなのでね。新戦力はいろいろ探してはいたが、シーズン途中から来て、1軍にアジャストしそうな選手が見つからなかった」と話した。