広島打線が序盤の猛攻で主導権を奪い、5カード連続勝ち越しを決めた。九里亜蓮投手(27)が6回2失点で6勝目を挙げ、首位巨人とのゲーム差を2に縮めた。

緒方孝市監督(50)の談話は以下の通り。

-打線が序盤から爆発

緒方監督 上位打線が初回、次の回もか…5点、2点で7点というスタートだから。九里は1発も食らったけど、よく6回を投げた。四球がなければ次の回もいけたんだろうけど、ホームランを打たれた後、ちょっと切り替えが出来なくて四球、四球…球数も増やしてちょっともったいない。

-初回、2回と鈴木が単打で適時打

緒方監督 あそこでああいうタイムリーを打ってくれるんだから、もちろん大きい。ホームランだけがあれじゃない。打球が上がらないだけじゃない?

-メヒアが1発

緒方監督 メヒアはチャンスだから。外国人枠の兼ね合いでピッチャーも調整させているし、そういった中でアピールしてくれれば。バティスタと競争して。ここから夏は中継ぎピッチャーがへばってくる。そこは外国人の枠の中でピッチャーをまた、戻したりとか、それもやっていく。夏は大量点、ビッグイニングが出る。そこらへんは、ピッチャーのところをまず考えながら。

-投手3、野手1が理想か

緒方監督 今のメンバーの状態次第。ザキ(中崎)も戻ってきてくれた。ただ、今まで頑張ってくれた者が、球がちょっと来ていない気もしだしたし、一岡ももうちょっと時間がかかる。レグナルトは休養させているし、ヘルウェグとともに、そこは考えて。もちろん先発ピッチャーの兼ね合いもある。外国人枠の兼ね合いも考えながらやっていきたいと思います。