楽天藤平尚真投手(20)の楽天生命パーク初白星はならなかった。

4月7日のオリックス戦以来となる今季3試合目の先発。1回はロッテ3番鈴木を147キロの直球をズバッと決めて見逃し三振に仕留めるなど、2者連続三振を奪う最高の滑り出し。3回に先頭井上に1発を浴びて先制されると、4回は先頭マーティンの飛球を右翼渡辺佳が見失って二塁打に。続く鈴木の遊撃への打球はリクエストで判定が覆って内野安打となり、レアードへの死球で満塁。2本の犠飛で追加点を許した。

5回も先頭三木に被弾。2四死球で1死一、二塁のピンチを招いたところで無念の降板となった。自身8連敗中だった本拠地で5回途中4安打6失点。「粘ることができませんでした。試合をつくることができず申し訳ないです」と肩を落とした。