ルーキー対決に敗れた。日本ハム吉田輝星投手のプロ3度目の先発登板は、13年センバツ優勝投手のロッテ小島との投げ合いとなった。

1回、先頭の荻野に先頭打者弾を許すなど2本塁打を浴び3失点。2回には荻野に2打席連続の2ランを浴びるなど3被弾に沈んだ。3回途中5安打6失点に「(本塁打された球に)真ん中だったので当たり前かな」と振り返った。

7連敗中のチームの窮地を救うために託されたマウンドだった。栗山監督から「この試合の持つ意味、我々が今置かれている状況を含めて、自分のことだけではなくいろいろなことを考えて投げて欲しい」と送り出されたが、勝利はならなかった。吉田輝は「もう1回ストレートを上げていきたい。いい球もあったので増やしていきたい」と前を向いた。チームは2年ぶりの8連敗。7月1日以来の借金1となった。